☆☆☆単語を覚えたというのはどういったことをいうのか?☆☆☆
単語の暗記の定着には2つのレベルがあります。
1つは単語の意味を「日本語」に直してつかめるというレベル。単語集を使い、並んでいる通りの順番に単語の訳語を覚える。まずは誰もがこのレベルを通過しないといけないでしょう。やがて、英文を読んでいれば覚えた(つもり)の単語が出てきて
「あ~っ、これ・・・、P23のadjustの下にあった単語やぁ~・・・」
というもどかしい気持ちになる。
でもね、それでもいいんです。単語集の暗記さえしてなかったら、adjustの下にあったということさえわからないんだから。(笑)
そして、何度もadjustの下の単語に出会うたびに覚えてしまう。これでレベル1がクリアだ。英語を日本語に直して意味をとれるレベルには到達する。
ちなみに、adjustの下の単語というのは・・・あれ??adjustが某単語集から削除さてるじゃん???どうやら新版では「調整」されてしまったようです・・・。
そして、次の暗記のレベルは「ビジュアル化」に進む。読解のスピードが遅くなる要因の一つに、未知の単語のスペルをたどり、意味を思い出そうとしているということがある。これを打開するために単語を「ビジュアル」として認識するまで暗記するんだ。
例えば、
I think it’s the most important.
という英文を見たときに、いちいち日本語に置き換えている人などいないでしょ?
importantという単語を「重要な」という意味に変換しなくとも、見た瞬間に意味が出てくるレベルまで暗記が定着しているということなんだ。
ところが
I think it’s the most indispensable.
という英文になったとたんにスピードが遅れる。
アイ スィンク イッツ ザ モスト イ・ン・ディ・ス・ペン・サ・ブル???
知らない単語に遭遇すると、スペルをたどったところで意味なんて出てくるはずはないのについつい読んでしまう。その度に読解のスピードは減少し、最悪のケースはタイムオーバーとなる。
単語の暗記の際心がけることはimportantのようにビジュアル的に認識できるまで繰り返すこと、つまり、indispennsableをimportantのレベルまで記憶を定着させることが「不可欠」なんだ。
♪それが「一番大事」~~~~♪
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